お客様の声

customer's voice

大切なお客様を迎えるのに、環境の良さがとても大切です。

交通銀行東京支店の皆さん

交通銀行東京支店の皆さん

環境が良ければ心身共によいコンディションで仕事に専念できる、素敵な絵を飾ることで、余計な緊張感を解き、穏やかな気持ちにさせてくれる。(夏支店長談)

昨年日本橋の新しいビルに移転されたばかりの交通銀行東京支店を訪ねて、私もメンバーの一人ですが、日本中華総商会副会長でもある支店長の夏慧昌様と行員の皆様にお話を伺いました。( 聞き手 顧 定珍)


 

顧:銀行内に絵を飾るようになったきっかけをお聞かせ下さい。

夏:シルクランドさんから送っていただいているギャラリー通信をいつも見ています。銀行内もこういう絵があったらいいなぁと思い始め、2、3年前に移転先を探し始めた時から新しい場所には絵を飾ろうと決めていたんです。

顧:銀行内に絵を飾ることによって得られることとは?

夏:まず行内全体の雰囲気が良くなったと誰もが感じています。大切なお客様を迎えるのに、環境の良さがとても大事です。また銀行の仕事は厳格さが要求されます。

もちろんどんな職場もそうですが、環境が良ければ心身共によいコンディションで仕事に専念できる、素敵な絵を飾ることで、余計な緊張感を解き、穏やかな気持ちにさせてくれる一助になっているのではないかと思うんです。

顧:作品を選ぶ時の基準はありますか?

夏:専門的なことは分かりませんが、どんな芸術性の高い絵でもその場所に合わなければ飾る意味がないと思います。持って来てくれた絵を合わせてみて、雰囲気が良いかどうか、この場所に合うかどうかで選ばせてもらいました。またここで働く行員のみんなの意見も大事です。

顧:副支店長の楊正義さんはどの作品が一番お好きですか?

楊:沈松徳先生の『豊饒』という作品が好きですね。野原に戯れる2頭の鹿、真っ赤な実の柿の木、何とも言えないのどかさと懐かしさで、心が癒されます。

顧:内装全体のコーディネートを任された司徒健彬さんは?

司徒:この応接室に飾ってある孫家珮先生の大作『朝光』がいいですね。
生命を感じる一面の緑、温かい日差し、穏やかな水面、繊細な描写で中国江南水郷の息吹、そしてそこに住む人々の営みをも感じさせてくれるこの絵は、当行にいらっしゃる大切なお客様へのおもてなしの場として、まさに最適だと思いました。他のスタッフも皆同じように感じているのではないかと思います。

顧:確かに、当初皆様がこの部屋に入った途端、歓声が沸きましたね。その時は本当に嬉しかった、画商冥利に尽きます!

 

  

写真左:支店長室 孫 家珮 作品、右:会議室 沈 松徳 作品

 

顧:総務部の副部長の張紅さんにもお話しを伺います。

張:皆で初めてシルクランド画廊さんに伺った時の感動をいまも覚えています。これまで仕事と子育てでなかなか美術館や画廊を回る暇がありませんでしたが、絵がたくさんある空間って、本当に居心地がいいんですね。
今は各フロア、各部屋に素敵な絵が飾ってあり、当行を訪れる多くのお客様に安らぎを感じていただき、スムーズな商談にもつながっているのではないかと思 います。お客様からはなかなか好評ですよ。 それよりここで働く私たちが一番恩恵を受けているかもしれませんね(笑)

 

顧:皆様のご紹介で、昨年の暮れに他の中国系銀行さんからもお声掛けいただきました。

張:そうそう、当行を見学に来られた同業の方がここを見て素敵な絵のある環境の良さを実感されたようでした。

 

顧:いい宣伝をしてくださったんですね(笑)。ありがとうございます。画家またはシルクランド画廊に今後期待することがあればお聞かせください。

張:送ってくださるギャラリー通信を毎回見ていますと、画家や画廊の姿勢がよく伝わってきます。 これからも私たちに幸せな気持ちを与えてくれるような作品を提供し続けて欲しいですね。新たな作品を迎えられる日を楽しみにしています。

顧:とても励みになります!
交通銀行さんは100年を超える歴史を持つ銀行で、東京支店も今年開設20周年になりますね。おめでとうございます。
シルクランド画廊も末永く皆様に愛される画廊であり、人々の心の栄養剤になる作品を一つでも多くお届けできますよう、スタッフ一同日々精進してまいります。
本日はご多用の中本当にありがとうございました。

 

ギャラリー通信#83(2015年9月) インタビュー記事より

 

  

写真左:交通銀行東京支店1F入口、右:3Fエントランス

 

中国五大銀行のひとつで中国上海に本店をおく交通銀行の東京支店。開店以来、中日両国の個人および法人のお客様に預金、送金、外国為替取引、融資、個人住宅ローン、貿易決済などの金融サービスを提供しています。

交通銀行東京支店 ホームページ http://www.bankcomm.jp