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人の心を包みこむような穏やかな静けさが好きですね。

山﨑総合法律事務所 弁護士 山﨑 源三 さん

山﨑総合法律事務所 弁護士 山﨑 源三 さん

事務所を訪れる多くの方々は何らかの悩みを抱えて相談にお出でになります。 そうした方の心を少しでも和ませて差し上げることが出来ていればと思っています。(山﨑先生談)

本日は四谷にある山﨑総合法律事務所を訪ねて弁護士の山﨑源三先生、北代八重子先生のお二人にお話を伺いました。( 取材  顧 定珍)


 

顧:山﨑先生とシルクランド画廊との出会いは、もうかなりの年月をさかのぼりますが、絵をご覧いただくようになったきっかけからお聞かせください。

山﨑:御社の社長とは大学の同窓生同士ということもあって、卒業生OBの集いなどを通じて画廊を拝見するようになりました。もともとは絵というよりは子供の頃に書の習い事をしていました。

顧:書も絵も「書画」として共通する素養が育つ分野ですし、もともとご興味がお有りだったんですね。今や事務所のさまざまなスペースも素敵な絵画で彩られていますが、その中でシルクランド画廊から納めさせていただいた初めての絵が孫 家珮先生の蘇州を描いたこの風景画でした。孫先生の作品の魅力とは。

山﨑:やはり落着きますし、人の心を包みこむような穏やかな静けさが好きですね。私が生まれた小田原は富士山を仰ぎ見ることが出来る場所で、酒匂川という大きな川の近くで育ちましたから、景色や自然を見つめる時の感性が、懐かしい郷愁を呼び起こすような孫先生の風景画に惹かれるのでしょう。

顧:玄関には現在メルボルン在住のジャーシャン・ベイ先生が描くお花の絵を配置してくださっていますが、法律事務所での絵画の持つ役割とは。

山﨑:もともと絵を見ることに特別なこだわりはないので、選ぶ基準や役割を意識して求めているわけではありません。ただ、事務所を訪れる多くの方々は何らかの悩みを抱えて相談にお出でになります。そうした方の心を少しでも和ませて差し上げることが出来ていればと思っています。ここでは、絵が気になり過ぎてもよくないですから

 

北代先生

 

顧:北代先生もまた、絵があることである種のやすらぎを感じていただいているとのことでしたが、他にも日々感じられることはありますか?

北代:家庭裁判所などには人を和ませるような絵が飾ってあります。私どもの事務所も絵があることで、心に悩みを抱えた方々が少しでも安心した心持ちになっていただければ幸いです。私自身も絵があることで、訪れる方をおもてなしする姿勢を持つことができ、誇らしく感じています。

顧:玄関の作品は事務所の皆さんで選んでくださって、とても嬉しかったです。

北代:事務所の顔として、訪れる方をあたたかく出迎える意味あいのある絵として皆満足しています。

顧:作家またはシルクランド画廊に今後期待することがあればお聞かせください。

山﨑:いつも送ってくださるギャラリー通信は、特に作家インタビュー記事を興味深く読ませてもらっています。並べて飾ってある作品を見るだけでなく、その作品の向こう側にある画家の個性をよく理解することが出来ます。分野を問わず、画家さんたちは皆さんとても明るく、前を向いている印象を受けますね。

顧:私どもが常に明るく前進する気概を持ち合わせる作家を選んでいることも確かですが、直接アトリエで生の声をお聞きした記事と合わせて作品を観ていただくと、より楽しんでいただけますよね。

山﨑:これからも夢があって、明るい気持ちになれる作品を提供し続けて欲しいですね。

顧:本日は大変お忙しい中、お時間を割いていただき本当にありがとうございました。

 

ギャラリー通信#67(2014年1月) インタビュー記事より

 

 

写真左:山﨑総合法律事務所の皆様   右:玄関に飾られているジャーシャン・ベイ先生の作品 「希望」

 

山﨑総合法律事務所 TEL 03-3356-7705