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心の拠り所となる芸術の大切さ

林 純一 さん

林 純一 さん

 

1995年の出会い以来、孫家珮先生とは固い絆で結ばれているようにお見受けする林様の心を何がこうも惹きつける理由なのかをお聞きしたところ、西洋画の手法で描く油絵であっても、そこには技術的なものだけでなく、東洋の目で捉えた息吹というものが宿っているからと答えてくださいました。例えば睡蓮の咲く日本庭園を描いたモネも、その目は常に西洋のものであるのと似て…つまり東洋人だけが醸し出せる空気感と、更には和でも洋でもないオリジナリティの魅力だと。更には、アートの在り方について貴重な言葉をいただきました。「芸術は世の中にとても大切で必要なものだと思っています。なぜなら、ひたむきに努力しても、全ての人が報われる訳ではなく、必ず心が満たされ幸せになるとは限らない。そうした人達を応援していくもの、心の拠り所となるものとして芸術は大きな役割を担うものだと思います。心の溝を埋め、人を勇気づけていくものとして必要なものじゃないでしょうか。それは、文学、音楽、宗教にも共通していますが、魂が再生されていくために無くてはならないものだと思います」。