銀座駅より徒歩２分、外堀通りとソニー通りの両方に面しているシルクランド画廊

深い木立と重厚な屋敷構えが今もなお藩政時代の面影を残す街、みちのくの小京都と呼ばれる風情を町全体に漂わせた桜の名所秋田県角館市にある「田町武家屋敷ホテル」のオーナー佐藤様が強烈に惹かれたという東強先生の『修行者』。鋭い「目」の表現からは、当時会社経営に獅子奮闘する自らを奮い立たせようとするエネルギーをもらったと振り返られる。ホテルにもずいぶん絵を飾られていますが、この作品は来客者にくつろいでいただくというよりは、ご自宅の居間に飾って対峙するかのような空間で、緊張感を漂わせているそうです。絵に求める役割は、その時々の自分にとって、安らぎたいとか、勇気を貰いたいとか左右されるのが当然で、この絵を選んだ時は、その後者であったということが明らかに伝わってきます。