かねてより丸山友紀先生のファンのご夫妻には、愛犬二匹の肖像をオーダーして描いていただき、
その仕上がりに感嘆の声を上げて喜びを表現されていました。
一緒に暮らしていないとわからない二匹の性格まで感じ取られて、生真面目さ、甘えん坊なところなども描いて下さったと言われ、また金箔の明るさが温かみのある照明効果になって、空間全体が柔らかい感じになったことにも触れ、奥様も日本画の持つ華やかだけれど重くない雰囲気が私たちの好みにピッタリだったと仰っていました。
今回「鳥獣人物戯画」をベースに現代的なアレンジが施されていた個展を見て、日本画でありながら、モダンで、不思議の国のアリスを思わせる感じの絵もあれば、西洋の宗教画に想を得たものもある。更なる進化が、観る側としてはこれからもとても楽しみだと丸山先生へのメッセージまでいただきました。
二匹の犬も写真よりも絵の方が性格や感情が伝わってくるようで、宝物です。
野田努さん、佳代さんご夫妻
