展覧会情報

exhibition

~次世代のアーティストたち~ recommend 2019 | Selection of new and elite artists

会期:2019年7月7日(日)~20日(土) ※最終日は午後5時閉場

作家来場:7/7(日) ギャラリートーク & レセプション 午後5時~

開廊時間:午前11時~午後7時30分(土日、祝祭日は午後6時30分閉廊)

昨年7月に開催した『新鋭作家セレクション』にて好評を得た精鋭たちによる日本画、油絵、立体作品を手がける多様な分野からのrecommendation。
フランス、北米など海外でも展覧会活動を繰り広げながら好評を得つつある作家も含め7名による展観でご紹介いたします。
令和の時代に躍進するアーティストを、ぜひこの機会に発見してみられてはいかがでしょうか。

【出品作家  掲載五十音順】
・飯田 文香 ・岩崎 夏子 ・江上 越 ・上根 拓馬 ・高橋 まき子 ・古屋 麻里奈 ・山嵜 雷蔵

飯田 文香 Ayaka Iida

飯田 文香 Ayaka Iida
【作家コメント】
植物と女性像をよく描いています。花の蕾がほころび始めるとスケッチに出かけるのですが、季節が巡り、その度に出会う魅力的なモチーフを追ううちに、一年があっという間に過ぎていきます。季節ごとの空気や風を人物像にも託しながら、一つの画面に表現できたら嬉しいです。

1990年 横浜市生まれ
2014年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 卒業
2015年 NAU21世紀美術連展 特別賞 奨励賞受賞(六本木/新国立美術館)

岩崎 夏子 Natsuko Iwasaki

岩崎 夏子 Natsuko Iwasaki
【作家コメント】
構図に琳派や大和絵などの様式に加え、今回は自身の作品で初の試みとなる円の要素を取り入れました。自身の独創性を鎹(かすがい)として過去と未来を繋げられればと思います。

1986年 平塚市生まれ
2012年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業/佐藤国際文化育英財団/第22期奨学生選抜
2013年 ベルリン芸術大学短期派遣交換留学
2014年 多摩美術大学大学院美術研究科専攻博士前期課程修了

江上 越 Etsu Egami

江上 越 Etsu Egami
【作家コメント】
能動的誤認識は人間本能の一部である。受け手によって意義が変化していくこのズレは永遠に消えないけれども、ズレがあるからこそ、新しい生命が生まれる可能性を残しているのではないだろうか。小さな隙間にすぎないけれども、それは原点に戻り、物事の深層にある本質を垣間見る機会となるのではないだろうか。

1994年 千葉市生まれ
2016年 中央美術学院 大学院生 劉小東研究室
2017年 ドイツHFG大学交換留学
2019年 中央美術学院大学院卒業/作品買い上げ美術館蔵 
    ソヴリンアジアンアーティストアワード入賞
    モスクワガレージ美術館蔵

上根 拓馬 Takuma Kamine

上根 拓馬 Takuma Kamine
【作家コメント】
仏像という殻の中に現代日本の様々なエッセンスを込めた立体を制作しています。
キャンバスが変容した結果としていきついたフィギュアという表現手段による立体です。
その立体群を様々な空間に提示することで、作品を展開しています。
今回は、神格化された霊獣等による天獣シリーズを中心に展開します。

1978年 大阪府生まれ
2002年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
2019年 ロサンゼルス・カウンティ美術館作品買上げ収蔵

高橋 まき子 Makiko Takahashi

高橋 まき子 Makiko Takahashi
【作家コメント】
睡眠時の「夢」の領域。それは何処までもひろがる深海や宇宙と似ている。
私は原始的な感覚を頼りに漆黒の無意識(夢)の領域を探索する。
其処には繊細な光を纏い、妖艶に舞い踊る幻想生物が無数存在している。
生命力溢れる彼らの存在は、日々制作する上でのインスピレーションの源となっている。

1976年 神奈川県生まれ
1998年 武蔵野美術大学短期大学部工芸デザイン科卒業
2000年 東京ガラス工芸研究所卒業

古屋 麻里奈 Marina Furuya

古屋 麻里奈 Marina Furuya
【作家コメント】
"かわいい"無垢で無邪気なものの持っている生命の塊のような澄んだ輝きに魅せられています。そんな輝きを如何に表現していくか私の試行錯誤は続いて行きます。

1988年 横浜市生まれ
2008年 東京田中短期大学造形学科卒業

山嵜 雷蔵 Raizo Yamasaki

山嵜 雷蔵 Raizo Yamasaki
【作家コメント】
私が精神的に繋ぎ止められている様々な場所を画面上で組み合わせました。人や物との関係と等しく、生まれ育った環境からも様々な影響を受けて現在の自分が成立しています。その延長線上に私の作品はあり、今後も逸脱することのなく分岐と収束を繰り返すのです。

1991年 長崎県生まれ
2016年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画研究領域修了
 現 在 多摩美術大学日本画研究室助手

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