お客様の声

customer's voice

作者の息遣いが伝わってくるようで、 額装の中の一枚の絵に命を感じたのです。

宮川 隆昌 さん

宮川 隆昌 さん

そもそものシルクランド画廊との出会いは、絵を探していたわけでもないのにふと覗いた画廊にふらっと立ち寄った・・・その程度のもので、ひやかし半分、興味半分、どの程度の画廊なのか・・・と、何とも迷惑な客の一人。

若いころから絵画好きの父の影響で、銀座の画廊へは上京の都度しばしば足を運んだものですが、最近はなかなか時間が取れず素通りすることが多い中、予定が崩れ、ぽっかりとあいた数時間の画廊散策。 しかし、何とも爽やかな色彩の絵に足が止まり、この作品を我が家のあのコーナーに掛けたら・・・などと作品を前に空想に耽っているうちに、いつのまにか顧 定珍さんの話術に填まってしまいました。

作品の素晴らしさもありますが、彼女の「力のある中国の作家をなんとか日本に紹介したい」という気持ちは、並々ならぬものがあり、作者がその作品に傾けた思いを滔々と語るその熱意に、その作品から表現しようとする作者の気持ちが伝わるようで、すっかり引き込まれてしまいました。 ツーリ・リーの作品に込められた作者の情熱と、それを残さず伝えようとする彼女の熱意に、この作品は生きている・・・と感じ、これまでの画商との接し方、著名な作家?号いくら?将来性は?等の投資がらみの生臭い感覚はすっかり消えていました。

作者の息遣いが伝わってくるようで、額装の中の一枚の絵に命を感じたのです。 今、我が家の一番のコーナーを飾る絵は、ツーリ・リー。 良い作品は必ず世に出るはず。 多くの人に感動を与えるはず。 ツーリ・リーの魅力を一人でも多くの人に伝えてほしいものです。 私も仕事の関係で中国にはたびたび出掛けるのですが、彼の作品は初めてでした。

まだ多くの埋もれている中国の画家を世に送り出す橋渡し役をシルクランド画廊が担って頂きますことを切に願います。 シルクランド画廊のますますのご発展をご祈念申し上げます。