お客様の声

customer's voice

轟:「あの麒麟の絵がある会社ですね」と 皆様から言われたら嬉しいですし、 麒麟が降臨するに相応しい会社に育てたい。
武宮: 描き進めるうちに、 自分自身を超えた別個の存在として 大きく育つような絵を描ければと思っています。

株式会社電算 代表取締役社長 轟 一太 さん

株式会社電算 代表取締役社長 轟 一太 さん

株式会社電算 代表取締役社長 轟一太 さん

コンピュータシステムの開発、提供、保守運用を主な業務とする企業経営者、轟様は、常に正確さやスピードが求められる反面、生き残る為のセンスや感性を磨き、チームとして更にクリエイティブ性を高めていかねばならないと考えておられ、職場環境を整える意味では、そのような緊張感を解く一服のアートは必要だと語っておられます。
メインロビーの壁面を飾る作品の作者、武宮秀鵬先生もお立ち会い下さり、お二人にご歓談いただきましたが、100号の大作『麒麟現出図』を選ばれた理由を次のように述べられています。
「会社が目指している象徴として大きな存在となる絵を飾りたいという想いがありました。そこで、中国の麒麟伝説が意味する『 仁 を成したところに降りてくる』という麒麟にあやかりたい気持ちと、麒麟が降臨するに相応しい会社に育てたいという願いを込めて飾らせていただいています」。 作家はかつての画風を転換して初めて描いた麒麟図とのことでしたが、「神獣としてポピュラーな麒麟は決して殺生をしない、まさに平和への願いを象徴するモチーフですので、これ以降の作品にも重要なシンボルとして描いています。蓮田の中で垂直に伸びる花は希望の光を表現しようとしました」と想いを語られ、特に赤の色彩が衝撃的という轟様に対し、「原色の持つエネルギーをアピールしたい気持ちは強いです。安らぎ、癒しの表現だけでなく、見た人が何か行動を起こしたくなる衝動に駆られるような力が伝わればとも思っています。アジア的、仏教的な思想も近作には含まれますが、今の私には日本が持っている資質を強くアピールすることが技法にも色濃く出ていると思います」と答えられ、轟様も大いに満足されたご様子でした。