パステル色に内包された若さゆえの戸惑いや情熱を、繰り返す日々の風景の中から大胆なフォルムで抽出する作風を持つ張舒然先生のご紹介動画。
「景色でありながら、人である絵を描いている」と語る作家の言葉には、曖昧な他者との関係性にも温もりや行き違いなど、確かに存在する形にできない感情の揺らぎを目の前に広がる風景の中から見出そうとするテーマ性を感じさせます。
今回は、2025年11月9日(日)~22日(土) シルクランド画廊で開催の「張舒然展 ~あるいは、同時に~」に先駆けて伺ったお話と、展覧会出品作品を交えて編集いたしました。
【張 舒然 略歴】
2001年 中国北京市生まれ
2024年 女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科ヒーリング表現領域卒業
卒業制作展 ヒーリング表現領域賞 受賞
同年、女子美術大学芸術学部非常勤助手を務める
2025年 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程 絵画専攻油画領域在学
月刊美術主催「美術新人賞デビュー2025」入選
【個展】
2024年 「はじまりのはじまり」 gallery full⇔empty(東京/杉並区)
「とおい/ちかい」 ESPACE SHIMOKITAZAWA MONA(東京/世田谷区)
【グループ展】
2024年 女子美術大学卒業制作展
「recommend 2024 — One Step Beyond —」(シルクランド画廊)
2025年 荒井渚沙 + 張舒然 二人展 「暖景/Obscurus」gallery full⇔empty(東京/杉並区)