「青春に捧げるオマージュ 」 尤 勁東 作品展を観る
2006年12月20日、尤 勁東(ユウ ジンドン)先生の作品展「青春に捧げるオマージュ」が北京の中国美術館で開催されました。尤先生は1990年から活動の拠点を日本に移しましたが、「文化大革命(以下文革)を経験した自分の青春時代を描きたい」との一念で2000年夏に帰国し、経験そのものを題材に描きつづけています。今回の展覧会「青春に捧げるオマージュ」は、文章と共に構成した「絵画小説」というフィクション仕立ての展観です。(この小説の主人公は尤先生自身ですが、李青年として登場しています)
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新春特別対談 金子美樹さん(月刊美術編集長)×顧定珍
シルクランド画廊がオープンしたときは、うちの創刊者(故・中野稔氏:『月刊美術』初代編集長/株式会社サン・アート特別顧問)が大注目してましてね。開廊して早々に観に行ったんじゃないかな。「いい絵がたくさんある!」「中国系作家特集を組め!」ってね。(金子編集長談)
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上海ビエンナーレを観る
隔年開催の本展は、今回で6回目。4月には「シンガポールビエンナーレ」「韓国・光州ビエンナーレ」との合同記者発表会が日本で開催され、アジア発のアートイベントを広くアピールしました。
今回のテーマは「超設計」。上海美術館を中心とした3会場での展観です。日本からは国内外で広く人気を集める奈良美智氏、中村哲也氏らが出展しました。
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2006年のトピックス
2006年10月1日の国慶節(建国記念日)に先立ち、9月28日に王毅駐日大使主催の「中 国建国57周年祝賀会」がホテルニューオータニ東京で開催されました。 弊社から は代表取締役社長の榎本宏太郎と美術部長の顧定珍が招待を受けました。 歴代首相 や、衆院議長、参院議長など各界から2000名が出席する中、民族衣装のファッ ションショーや舞踊、楽器の演奏などが披露され、なごやかなひとときでした。
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中国美術オークション事情
十数年前に始まった中国の美術オークションは、ここ2~3年で急激な盛り上がりを見せています。
05年春には市場規模が最高潮に達し、美術理論の専門家・劉傳銘氏によると「北京、上海の美術オークション会社数社分だけで年間落札総額が100億元(約1450 億円)を上回る」と言います。
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開廊三周年サロン展に向けての懇親会
2006年2月6日~18日開催になる、開廊三周年記念企画のお打ち合わせを兼ねた懇親会が、 シルクランド画廊において行われたましたが、偶然にも当画廊にて開催中の「大作展」出品作家4名様が一同に会す形で各作家ごとの作品を鑑賞しながらの会になり、理想的なシチュエーションで歓談出来たように思います。
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